今年に入って、個人的にものすごく勉強してるのは「生成AI」です。
実際、日々の仕事にも積極的に取り入れていて、自社のスタッフにも「手を動かす前に、まずはGPT-4に課題を放り込んでみてください」とお願いをしています。
そのくらい、ここをしっかり抑えておかないと、“この先ヤバいことになる” という強い危機感を持っています。
AIによって、多くの人や企業が仕事を失う?
数年前から言われていたことが、生成AI(GPT-4)の登場で、ますます現実味を帯びて来たように感じます。
その真偽や、実際そうなった際に国や関係各所の規制がどうなるか、みたいな議論はいったん置いておいても、そうした流れを前提とし、自分たちのビジネスや暮らしを設計しておく(ある程度想定して準備しておく)ことはとても重要だと思います。
弊社ではこうした流れのなか、「すべての事業において、コミュニティ(=ファン)化の設計・デザインはますます重要になる」という方向性のもと、半ば「社会実験」のような気持ちで実店舗を経営しています。
https://makoro-plan.com/blog_230623/
自社が持つこれらの実践やノウハウをお客様と共有し、これからの時代を一緒に乗り越えるべく、お客様の優秀なブレインとして知識とスキルを磨き上げていく、そんなスタンスでいたいと考えています。
弊社の「ChatGPT」活用術!
「ChatGPT使ってみたけど、これってGoogle検索となにが違うの?」
そんな声を聞くことがありますが、その認識で止まってしまうのはとてももったいないと思います。
「生成AI」は、「ChatGPT」を始め、様々な場所で使われるようになっていますが、今回は誰でもカンタンに活用できるよう、プラグインなどの拡張機能等は一切使わず、無料で使える Microsoft「Bing」の基本機能(チャット機能)のみを使って解説します。一部、Microsoftアカウントがないと利用できないものがありますので、その点だけご注意ください。
「Microsoft Edge」で開いてください
メールの作成
上記、紫色の吹き出しにあるコメントが、こちらからの指示(プロンプト)です。
下に表示された白い吹き出しが、ChatGPT が自動で吐き出したコメントです。
ほぼカンペキな文章で、少し手を加えるだけで送信できそうです。
ちょっとしたことですが、これで5分~10分程度の時短になります。
イベントのアイデア出し
スタッフとブレストしながらアイデア出しをしようとすると、軽く1時間はかかりそうな提案を、ものの十数秒で吐き出してくれました。「ちょっと調べたらわかること」はAIに集めさせ、この案をもとに議論をすることで、会議の質と精度を飛躍的に高めることができます。
今回の回答では、入力したエリア情報が一切反映されていませんが、「もっと地域にマッチした提案をしてください」など補足を追加入力することで、店舗周辺にある図書館や公園、お店などを活用した提案も行ってくれます。
業者からの資料の要約
A4サイズ 5ページにわたる以下の資料を ChatGPT に読み込ませ、要約してもらいました。
日時や価格など、重要な部分はチェックが必要ですが、先に要約を頭に入れておくことで理解度も深まり、読むスピードが格段に上がります。
オリジナル画像の生成
Bing には「Image Creator(イメージクリエイター)」というツールが付随していて、Microsoft アカウントでログインしていると、チャット上で直にオリジナル画像やイラストの自動生成が可能です。
たった一度の指示(プロンプト)で、これだけの精度の画像が生成されました。これに対し更に細かい指示を与えていくことで、かなりの精度まで絞り上げることが出来ます。ただ、実際に現場で使えるクオリティにまでなるのには、もう少し時間がかかるのかな、といった感じです。今後がとても楽しみな分野です。
リサーチ、資料作成
プログラミング、コーディング
まとめ
上記のように、弊社でも「生成AI」を積極的に取り入れ、業務の効率化や、スキルの向上に役立てています。今回ご紹介した Microsoft Bing 以外にも、様々なツールが登場していますし、この分野は今後、日進月歩で成長し拡がりを見せていくこと必至ですので、しっかりとチェックし、取り残されないようにしていきたいと考えています。
ぜひ御社でも導入し活用してください。知見やノウハウを共有することで、移り変わりの早いこれからの時代を一緒に乗り越えていきましょう!